高音の発声をスムーズにするトレーニングや、
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モッキーの「歌い手の歌い方に意識を向けて(1)」

発行日: 2013.05.14  音楽



こんにちはっ!!((*´▽`o)o゛―♪

アイズ金山校のボイストレーナー、
モッキーこと佐藤元紀です\(^o^)/

日ごろレッスンをさせてもらっていると、
「以前より楽に声が出せるようになった!!」
とか
「そうやって歌えばいいんだっ!!!」
といった声を頂くんですW(`0`)W

自身ではできなかったことが、
レッスンを通じてできるようになったり、

上達を実感してもらえることが、
なにより嬉しいですし、

そういった瞬間に立ち会えることが、
僕自身の喜びにもなってます^_‐☆ 

そんなときは一緒になって、
テンションMAXで喜びを分かち合っちゃいます(笑) 
♪───O(≧∇≦)O────♪


このメルマガを通じて、
読んでくださっている皆さんにとって、
少しでもそういう瞬間に出会えるような、
お役に立てたら嬉しいです!!(^ー^)ノ


さて、今回のテーマについてですが、
まずは、皆さんに質問です。

普段音楽を聴いていて、歌を覚える際に、
意識して聴いていることってありますか??

日ごろ耳に入ってくるメロディーや歌詞を、
自分なりに受け取って、歌ったりされていると思うのですが、 

メロディーをしっかり取るために意識して聴くことや、
歌詞を覚えるためにしっかり聴くこと、など、

まずはその歌を「歌えるようにするため」にメロディーや歌詞に意識を向けて、
聴いていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。 


実際、僕自身も歌の活動をする前はそうでした。

好きな歌のメロディーや歌詞を覚えて、
カラオケ行って歌うのが好きでした。 

しかし、その後、何か違和感を感じた覚えがあります。

たしか録音を初めてしたときだったんじゃないかと思いますが、
「歌ってても、なんか歌っている本人と聞こえ方がぜんぜん違う・・・」 
「どうやったら、プロのボーカリストみたいに、上手に歌って聴かせることができるのだろう・・・」
と思った瞬間がありました。 

そのときはまだ、
プロの人などの『歌い方』までは意識して聴いたことがなかったからです。  


え?歌い方???  


そうなんです。実はこの『歌い方』がとっても大事なんです。  

プロの「歌い手」さんは、
「聴き手」さんを意識して歌うのです。

そして、「聴き手」さんを惹きつけるための『歌い方』をしているんです。 

想像してみてくださいね…
その「歌い手」さんのかっこよさだったり、
声質だったり、心に伝わってくるところだったり・・・、 

耳から聞こえてくるメロディーや歌詞だけでなく、
それ以外のどこかにも魅力を感じて、

その歌い手さんが好きになったり、
その人みたいに歌えるようになりたいと思ったりした覚えはありませんか?? 

ただ同じようにメロディーをとって、
歌詞を覚えて歌っているだけではないということなんです!!!  

歌が構成されている要素は、歌詞+音程+リズムです。

音程とリズムが合わさったものがメロディーで、
そのメロディーに歌詞を乗せて「歌」にしています。 

プロの方もそうでない方もおんなじです。 

ただ、この3つの要素を、
それぞれ変化させて、表情をつけて歌うことで、
その人のオリジナルな「歌い方」にすることができるんです!!!  

僕らはそれを、「フレージング(表情付け)」と呼んでいます。 
このフレージングが、「歌い手」さんの持ち味になり、
「聴き手」さんに魅力として伝わるんですよ~!!


フレージングは歌い手さんによって、
ほんとにさまざまな付け方をされてますが、

まずはそこに意識を向けて、
どんなフレージングがついているか、意識をして聴いてみましょう!!

では、どんなものがフレージングになるかですが、
わかりやすいものでいうと…

・語尾を印象づけるビブラート
・ノリを感じさせるスタッカートやアクセント
・サビの盛り上がりを感じさせるために強弱をつけて、メリハリを出すこと

など、まだまだたくさんありますが…
まずは聴いてみて、それらの存在に気づいて、
ぜひマネをしてみてほしいなって思います。

次回はフレージングの付け方や、
トレーニング方法についてお伝えしますね(^ー^)ノ

最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m