マキちゃんの「groove(グルーブ)」について(1)
ドラム講師の斎藤マキです。
今回は、『groove(グルーブ)』のお話です。
そもそも『グルーブ』ってなんでしょう?
語源はレコード盤の針溝を指す言葉で、
波、うねりの感じからジャズ、レゲエ、ソウルなど
ブラックミュージックの音楽・演奏を表現する言葉らしいですが、
現在は、ポピュラー音楽全般で
「ノリ」(乗り)を表す言葉として使われている
音楽用語の一つです。
私が実際グルーブを出す時、意識しているのが、
2拍目4拍目によくおかれるスネアの位置です。
ドチタチ・ドチタチでいう、タの部分です。
リズムに合わせて手拍子を打つ部分ですね。
実は、そこのタイミングが速いか遅いかで
グルーブはうーんと変わってきます。
でも、人間なので
コンピューターのように正確な位置に合わせることはできません。
そこが、人間の造り出すうねり(グルーブ)なのです。
ドラマーはそれを意識してグルーブを造り出すわけですが、
遅すぎると『もたる』といわれるし、
速すぎると『つっこむ』と言われるので、
気持ちよいビートを刻み、
さらにキープするには、
かなり練習しなければならないのです。
速かったり遅かったりしていると、不安定です。。。
安定しているリズムというのは、
いつも同じグルーブを刻むということなんですね!!
リズム楽器の人たちは、
そんな気持ちよいグルーブを出すために繰り返し繰り返し、、、
地道なトレーニングが必要なのであります。笑
では、、気持ちよいグルーブのつくりかたって???
次回へ続く。。。。







