はらっちの「拍について」
拍とは、
手拍子などで「タン・タン・タン・タン」と叩くような、
音を一定の間隔で刻んだもののことです。
英語では「ビート」といいます。
ちなみに、
心拍のことをハートビートといいますよね。
この拍を刻む間隔が短ければ
テンポの速い曲になり、
拍を刻む間隔が長ければ
テンポの遅い曲になります。
同じ曲でも、
演奏速度(テンポ)が異なるだけで
曲の印象はガラッと変わります。
これは映画やテレビドラマなどで使われる
演出効果のひとつです。
カラオケでもバラードバージョンなどといった感じで、
ときどき見かけますよね。
いつもは速い速度で歌われている曲の演奏速度を
遅い速度に変えて演奏すると、
バラードのような印象に変わり、
反対に、
遅い速度で歌われているバラード曲の演奏速度を
速い速度で演奏すると、
元気な印象に変わったりするなど…
シーンに合わせた演奏速度
(もちろん演奏方法などもあります)で
演奏(歌唱)されています。
そんな視点で聴いてみると、
演奏速度の違いによる楽曲の印象の違いや
変化を感じることができると思います。







