はらっちの音楽まめ知識!「曲に表情をつけたり、雰囲気を変えたりする方法」
今回の課題
「曲に表情をつけたり、雰囲気を変えたりする」
それぞれの音の区切り方や、
つなぎ方に気を配ることで、
曲に表情をつけたり、
雰囲気を変えたりすることが可能になります。
今回はその方法として、
テヌートとスタッカートについてご紹介します。
【テヌート】
音符の長さを十分に保って
歌う(演奏する)ことを表す記号です。
音符の上、
または下に横線を引いて表記します。
《テヌートの効果》
テヌートはそれぞれの音をしっかりと強調することで、
聴いている人に強いメッセージ
(伝えたいこと。訴えたいこと)を送ったり、
気持ちを込めたりすることができます。
【スタッカート】
音を短く切って歌う(演奏する)ことを表す記号です。
<スタッカートの種類>
音を短く切る長さの違いによって3つの種類に分けられます。
1)少し音を長めに切るメッゾスタッカート
2)中ぐらいのスタッカート
3)非常に短く切るスタッカーティシモ
の3種類です。
《スタッカートの効果》
スタッカートは音の短さや歌う際のアタック
(※音の出だし。音の立ち上がり)の強さによって、
軽やかさや力強さ、
激しさなど動的
(※動きのあるさま。いきいきしているさま。力強くいきいきと躍動するさま)な
ニュアンス(※微妙な差異)を出すことができます。
テヌートとスタッカートの歌い分けによって生まれる躍動感を
しっかりつかみましょう。







