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モッキーの「歌う時のブレスの重要性について(2)」

発行日: 2014.10.18  ボイストレーニング 音楽


こんにちはっ!!((*´▽`o)o゛―♪

アイズ金山校のボイストレーナー、
モッキーこと佐藤元紀です\(^o^)/

今回は、
しっかりとブレスのタイミングで、
より多く息を吸えるようにするための
トレーニング方法をお伝えしますね!

前回の内容では、
まずブレスをするタイミングを把握し、
そこで意識して息を吸うようにしよう!

とお伝えさせていただきました。

ブレスのタイミングを意識したら、
次はブレスの時に、
よりたくさん息を吸うことに意識を向けてみましょう。

息をたくさん吸うことができれば、
その分、よりたくさんの息が吐けるようになるし、
息をより長く保つことができるようになります。

そして、歌い出しが遅れないように、
短い時間でもブレスのタイミングで
息をしっかり吸えるようにしておけば、
そのあとのフレーズも
しっかり歌えるようにしていけると思います。


☆手順1☆

まずは息をたくさん吸うことを目的として行います。

8カウントの長さの中で行うことにし、
最初の4カウントかけて目一杯息を吐いていき、
残りの4カウントかけて目一杯息を吸っていきます。

これを繰り返します。

その際に息を吸う時に、
よりたくさん息を吸おうと
意識を持ちながら繰り返しましょう!

先に息を吐く動作を入れておくことで、
たくさん息を吸いやすくなるので、
息を吐くのを先にして行ってくださいね。

ここでしっかりとお腹を動かして、
呼吸に使う横隔膜という筋肉を
動かしておくことが大事です。


☆手順2☆

息を吐く時間を長くし、
吸う時間を短くして行います。

今度は息を吐く長さを7カウントにし、
残りの1カウントだけで息を吸います。

ここでもできる限り
多く息を吸うことを意識しながら繰り返します。

そうすることで、
決められた短い時間の中でしっかり息を吸うことに
だんだん慣れていきます。


☆手順3☆

曲に合わせて1.2.3,4・・・とカウントを取り、
手順2を練習する。

いろいろな曲調で
ぜひ試していただきたいのですが、

まずはスローな曲でやってみて、
慣れてきたら、ミディアム、アップ、と
曲調を早くしていきます。

曲調を早くすれば、
その分息を吸える時間がスローな曲よりも短くなるため、

より短い時間で、
息をたくさん吸えるようになるための
トレーニングになりますよ!!


息をできる限り長く吐き、
できる限り短い時間で多く吸う、

ということを繰り返していけば、
息を吐く力、息を吸う力、
それぞれが鍛えられるので、

以前よりも、ロングトーンができるようになったり、
安定感が増したりしますので、
ぜひぜひ、お試しあれ~~~~~!!!!!!!