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モッキーの「歌う時のブレスの重要性について(1)」

発行日: 2014.09.16  ボイストレーニング 音楽

こんにちはっ!!((*´▽`*)―♪

アイズ金山校のボイストレーナー、
モッキーこと佐藤元紀です\(^o^)/

さぁ~今回も!!
しっかりとお伝えさせていただきますよ~!!
最後まで楽しみながら読んで頂いて、
参考にしていただけるとうれしいです!
♪───O(≧∇≦)O────♪


こんな悩みありませんか??

「息が続かない」
「歌ってる途中で息切れしてしまう」
「ロングトーンが安定しない」

こんな方はぜひ、
歌っている時のブレス(息つぎ)に
意識を向けてみてください。

日頃ボーカルレッスンをさせてもらっていると、
よくブレスの話になるのですが、

思いのほか、
あまりブレスを意識したことがない方が多く、

ブレスのタイミングで息を吸えてない、
もしくは、吸う息が浅い、
そんな方も多いということに気づきました。

ブレスに意識を向けることは、
実はとってもとっても大事なんです。

歌をしっかり歌えるようにする
大事な要素になるんですよーーー!!!

上記のような悩みを持っている方が、
しっかり歌を歌えるようにしていただくためのコツとして、
ブレスについてどんなことを意識して練習したらよいか
お伝えさせてもらいますねっ!!


ポイントの1つめは、『ブレスをするタイミング』ヽ(´▽`)/

どこでブレスをするか、
あまり意識をせずに歌っている方が意外にも多いのですが、

僕がよくレッスンでやってもらっていることの一つとして、
歌詞を用意してもらい、
歌を聴きながら、ブレスのタイミングを確認します。

もし歌を聴いても、
どこでブレスをしているかわかりにくい場合は、
音をたてて、「ハァー」とブレスしている歌い手さんもいるので、
そういう歌い手さんの
ブレスのタイミングを参考にするといいですよ!

最近だと、わかりやすい人はMay.Jとか。

そして、ブレスするところがわかったら、
そこにV(ブレスマーク)を書き込んでいってください。
(例: v ありのー v ままのー v すがたみせーるのーよー
「let it go」より)

そうすることで、
目に見えてブレスをするタイミングがわかるので、

ブレスを意識して、
歌うことができるようになりますよーー!!ヽ(・∀・)ノ


ポイント2つめは、『ブレスでの吸う息の量』ヽ(´▽`)/

息がたくさん吸えてないと、歌っている時に、
息が足らなくなって余計な場所で思わず吸ってしまったり、

語尾で息が足らなくなって、
語尾を伸ばしたいのに伸ばせない、

なんてことが起こるんです。

もしブレスの時に、
あまり息を吸うことができてないなって
気づくことができたら、まずはオッケーです!!

そこから次に、
たくさん息を吸えるようにするための練習をしていきます。


先ほどのV(ブレスマーク)を書き込んだ歌詞を用意します。

そして、その中でVとVの間隔が長い
(つまり、一息で歌うところが長い)フレーズを選びます。

そして、歌を流し、
選んだフレーズだけを歌うのですが、
必ずブレスは書いてあるVマークに従って、
ブレスをしてもらいます。

選んだフレーズは、長ければ長いほど、
それだけその直前に
息をたくさん吸っておかないといけなくなりますので、
息をたくさん吸うための練習になりますよ!

そして、ある程度そのフレーズで
たくさん息を吸うことに慣れてきたら、

いよいよ通して歌ってみて、
練習したフレーズの直前で息がたくさん吸えたか、
選んだフレーズがしっかり歌えたかを確認してみてくださいねっ!!


ぜひ試して頂けたら嬉しいですヾ(@⌒ー⌒@)ノ


さて、次回は!
歌のなかでブレスをしっかりしてもらえるようにするための
トレーニング方法をお伝えしますね!

お~た~の~し~み~に~♪