フッキーのボイトレプチレッスン「のどの筋肉の鍛え方」
みなさんこんにちは♪
フッキーことフクダセイキです☆
今回は「のどの筋肉の鍛え方」について
紹介していきたいと思います。
前回も触れましたが、
話したり歌ったりするときは、発声の安定感ってとても大事です。
安定した発声は、呼吸筋とのどの筋肉のバランスが大切です。
どちらもしっかり鍛えて、
より楽で気持ちよい発声を手に入れましょう。
(1)ウラ声を響かせる
のどの筋肉を鍛えるということは、
声帯をコントロールする筋肉を鍛えるということになります。
この声帯を自在に伸縮させて動かしているのが、
輪状甲状筋という筋肉です。
低い声では声帯を縮め、高い声では声帯を前後に伸のばします。
輪状甲状筋は特に
高音を出すために必要な筋肉です。
つまり、
高音を出す練習をしていくと、
この輪状甲状筋も鍛えられるということになります。
それでは、練習してみましょう♪
犬の遠吠えのような声で
「ふーーーーーーーー」
と息が続く限り
まっすぐ伸ばしきってください。
それを最低5回繰り返します。
慣れてきたら、同じ声で
「ふ~~~~~~~~」
と一定の波をつけてください。
負荷が高まり、
のど筋と呼吸筋の両方が鍛えられます。
しかもビブラートの練習にもなるという
一石二鳥なトレーニングです。
周囲への音漏れが気になる人は、
口を閉じてハミングで同じボリューム感で行ってください。
きちんと出来ていると、
のどの辺りに適度な疲労感が感じられると思います。
(2)地声とウラ声の往復
さらに負荷を高めたのど筋トレーニングです。
地声とウラ声を交互に素早く切り替えます。
「あーほーあーほーあーほー・・・・・・」
(べつに阿呆鳥の物真似ではありません。練習ですよ笑)
息が続く限り、
最低5回は繰り返してください。
家族の目が気になるという人は、
口を閉じてハミングで行ってくださいね。
以上のふたつのトレーニングを
毎日少しずつ行っていくだけでも、
どんどん発声のための筋肉が鍛えられていきます。
もっと自分の声を磨きたい方は、
必ず継続して取り組んでください。
最後にまとめますと、
呼吸筋とのど筋の筋力アップは必要不可欠です。
日頃から「自分の声」「自分の息遣い」を
自己チェックしていきましょう。
1つ注意点を覚えておいていただきたいのが、
筋力トレーニングをしたから
「歌が上手くなる」「話し方が上手くなる」
というわけではなく、
「どのような自分になりたいのか?」が大事です。
そのために
「自分の声を正確にコントロールする」
ことが必要なのです。
この部分を明確にしながら
練習に励んでいきたいですね♪
ではでは、またお会いしましょう!







